座る姿勢によっても腰痛は悪化する

腰痛をお持ちの多くの人は、立っている姿勢より座っている姿勢のほうがラクチンだと感じるのではないかと推察できますが座っている姿勢により、腰痛を更に悪化させてしまうことがあるのです。

デスクワークや車の運転、パソコンやタブレット操作等。

常日頃の生活で行われるこれらのような動作は、座っている時間も長くなりがちですし、動作をする時の体勢なども前傾した姿勢で猫背になりがちです。

この時、腰椎も猫背姿勢になってしまうため、ケースによっては、通常直立しているときの1.5倍以上の負担が、腰の部分にかかってしまうのです。

運転手やデスクワークの人に腰痛で悩む人が多い理由も、長い間座っている事で腰椎や神経を圧迫するためだといわれています。

普段あまり意識しないでとってしまう姿勢を直すのはなかなか困難ですが、深々とイスに座るなどして、カラダが丸まって来たなと感じたらスッと腰と背中をまっすぐ伸ばすようにするように心がけましょう。

背もたれがあるいすの場合はピッタリ背中をつけましょう。

背もたれが無いイスなど、それか座布団やクッションなどに座っていなければならない場合であれば、腰部が前方へずれたりしないよう、腿の部分からお尻全体ですわるまた、女性によく見られる、あしを組んだ状態ですわったり、横座りをする等、これらのことも腰部に負担がかかり易いため注意したほうがいいです。